もう一週間以上経ってしまった…ということが信じられないが、
2018/11/17(土)、11/18(日)
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~
に参加しました。
東京ドーム…
その場所は、
ラブライブ!μ's Final LoveLive!〜μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜
に行った時からやはり特別な場所になっていて、
自分の中で、ある種の「触れてはいけない所」となっていた感は否めない。
だから、今回の参加にあたって
楽しみな気持ちが大半だったのはもちろんだが、
どこかで「怖い」という感情を持っていた。
μ'sは永遠だと思ってるし、好きな気持ちは今も変わらないけど、
「ライブという特別な時間を一緒に過ごす事」に関して
あの日から、一歩遠ざかったのは間違いないだろう。
Aqoursが、まだその時じゃないことは十分承知していても、
この場所が持つ魔力なのか、実際にライブに訪れるまで不安はぬぐい去れなかった。
じゃあ、当日ライブに参加して結果はどうだったか?
もちろん、YES!
全てを忘れるほど楽しかった!!楽しすぎた!
オーケストラを引っ張って来る試み、
巨大なアクアシップに乗っての登場、
楽曲優先で、いつもよりは少なかったが
一言一言に熱い想いが感じられたMCも…。
見るもの、聴くもの全てに感動と驚きがあった!
でも、何より嬉しかったのは
「制約」と「呪縛」から解き放ってくれたことだと思う。
ここで言う「制約」は衣装やフォーメーション、舞台装置まで含めた制限のこと。
Aqoursの楽曲には、これらの制限のためどうしても披露する場所が
限られるものが未だ数多く存在する。
いや、存在「した」。
代表的なものとして、
「想いよひとつになれ」のピアノ、
「WATER BLUE NEW WORLD」の早着替えやスモーク、
「Awaken the power」の衣装、
「MIRACLE WAVE」のバク転…などが挙げられるだろう。
(「MIRAI TICKET」については、フェスや歌番組、海外などで何度か披露された
実績があり、早い段階で「制約」が取り払われている)
このうち「MIRACLE WAVE」を除いて、
4thライブにて 楽曲の「再定義」が行われたように感じた。
(MIRACLE WAVEも、そのうち何処かで…)
いずれの曲もこれまで限られた場でしか見られなかったものだが、
今回を契機に様々な場所で披露されるのではないかと期待している。
特に「想いよひとつになれ」は1stライブ2日目以降、
特別になりすぎてただ曲を聴くことさえ相当なパワーを要するようになっていた。
大好きなのに、あの日を思い出して聴くのが辛い…。
そんな悲しみを背負ってしまったこの楽曲を9人バージョンとして結実させ、
生まれ変わらせてくれた(これが本来の形だったとしても)Aqoursには感謝しかない。
そして4thライブ2日目のMCにて、「この曲楽しいね!」と笑顔で言ってくれた
逢田梨香子さんによって本当の意味で救われたような気がする。
もう一つの「呪縛」は、この東京ドームという場所そのものを指す。
終焉の地、終わりの場所。
心の一部を置き忘れてきたようにも感じていた。
そんなこの地に縛り付けられた呪いを、今回の4thライブでは
楽曲の楽しさで!パーフォーマンスの素晴らしさで!
そして何より、2日目最後の「Thank You, FRIENDS!!」の合唱と
「Aqoursコール」を巡る観客と演者の一体感、
まさに「みんなで叶える物語」を体現した出来事により、
完全に楽しい思い出へと塗り替えられたように思う。
これまでの「ラブライブ!」の歴史の中で、
ライブ後に観客から合唱やコールが行われたのは、実は今回が初めてではない。
合唱についてはμ's 3rdの「僕らは今の中で(Finale)」が挙げられ、
これはBDにも収録されている。
一方、コールの方はμ's FinalのBDには収録されていないが、
ファイナル2日目の終演後に観客から自然発生的に「μ'sコール」が涌き上がったことを
今でも鮮明に覚えている。
(残念ながらこの日はLV参加だったけれど、その会場でも現地同様に行われていた)
のちにラジオ(だったかな?)で新田恵美さんが
『いま、私たちが出て行けばきっとグダグダになる。だから出てはいけない。』
そう思ったと語っていた。
当時はそう判断せざるを得なかったのだろう。
ともかく、様々な事情からμ'sはこのコールに応えることができなかった。
でも、今回Aqoursは出て来てくれた!
東京ドームで、僕らの声に応えてくれた!
それはまだまだ一緒に走り続けられる、一緒に歌えることを意味する。
年末には紅白歌合戦への出場、年明けには劇場版公開が控え、
ファンミーティングもまだ序盤戦という状況では当たり前のようにも思えるが、
そうではないだろう。
その「当たり前」を維持するのが、どれだけ大変な事か…。
そういった点も肝に銘じながら、応援を続けて行こうと
改めて強く思った。
素晴らしいライブをありがとう!