2015年8月16日日曜日

Pedalforth Fitting

しばらくブログなんて書いてなかったんだが、
ようやく移転した(過去ログ全然移せてないけど…)のと
まとめておきたい事もあったんで数年ぶりにつらつらと。

2015/8/7(金)
前から気になってた
トレックのフィッティング専門スタジオ「Pedalforth Fitting」に行ってきた。
場所は、京都市左京区の北白川。
トレックのフィッティング専門スタジオが京都にオープン ビンセント・フラナガン氏が主宰
 
TREKの店だがORBEAを持ち込むw
機材に特に不満は感じてないんだけど、長距離(50km以上)走った時の足と腰の痛みを何とかしたかったのと、平地と登りでのペダリングがもう少し楽にならないかな〜、ってのがあったんで本格的なフィッティングを一度受けてみたいと思って。
…後は単に実家から近いし丁度いいやとw

フィッティングのプロセスは大体以下のような感じ。

1.インタビュー
身長・体重などの身体スペック、自転車歴、
普段の乗り方(ロングライド、ヒルクライム、レースなど)、
自転車に乗ってて痛みが出る箇所がないかなどを細かくヒアリング。

2.自転車計測



3.身体測定
左の風呂イスみたいなのは、サドル幅を測定するサドルサイザー
股下の長さ、肩幅などの基本的な測定の他に、
仙骨の水平度、ハムストリングや膝関節の柔軟性確認、
プランクや片足立ちの秒数測定、片足スクワットの回数…etc
かなり細かく身体各所の状態を見てくれた。

4.バイクフィッティング
コーヒーブレイクを挟みつつ、フィッティング開始
サドルの調整
動画撮影して乗車姿勢やペダリングを解析
シューズクリート位置の調整

ここまで準備して、ようやくフィッティング開始。
ペダリングを動画撮影して最大延長(足を一番下まで引き下ろした時の膝、腰骨、踝で形成するトライアングル)や、胴体・上腕の角度を確認、適正値との差の分だけサドル、クリート位置を調整・・・これを数回繰り返す。
もちろん、この時点で実走はまだなんだけど、それでも如実にペダリングが軽くなって回しやすくなったことが実感できた。

最終的にはサドル高が約1cm上がり、角度が5度ほど前傾になったとこで落ち着いた。
この後は変更点の説明と乗車姿勢などのアドバイス、後日の無料フォローアップのスケジュールを決めてひとまず終了。
どのぐらい変わったか、実走してみるのがスゲェ楽しみ!

ロードフィットのお値段は2万円。
(モーションキャプチャーを使ったPrecision Fitの場合は3万円)
これを高いとみるか安いとみるかはその人次第だろうけど、
闇雲に機材沼に突っ込むよりは、一度ちゃんとプロに見て貰った方が
遠回りしなくて済むのかな…というのが個人的な感想。

こっからは余談。
今回フィッティングを担当して貰ったのが、
ビンセント・フラナガン氏
この人がまた非常に面白いオッチャンだったw

店に行く前に調べた事前情報で、日本・オーストラリアで活躍した
MTB・クロスカントリーのプロライダーだったってのは知ってたけど、
「昔、マウンテンサイクリングin乗鞍のヒルクライムで優勝したことありますよ〜…翌年は体調不良(気管支炎)で2位だったけど」って話を教えて貰ったり、
「今でも時々登りに行く…というか2週間ほど前に行ってきた。乗鞍最高!」って言ってたw
…そんなの聞いたら、増々行きたくなるって!!

この日のフィッティングの予約が13時からだったんだが、
「仕事前に、嵯峨野-周山街道-京見峠走ってきました」とかサラっと言ってたし
…ホンマにタフやわ、このオッチャン!
普段自分が回ってる練習コースと 被ってる部分も多いし、もし一緒に走れたら楽しいんだろうな〜。

他に、7月にアワイチ行ってきた話をしたら、
自転車で回るなら、淡路島より小豆島の方が良い!と猛プッシュされたw
「ちょっとアップダウンあるけど。あと、銚子渓ってとこに17%の激坂あって楽しいよ!」…って。
え、あ、はい(真顔

…いや確かに、帰ってから調べてみると景色が良さそう!
http://bootleg.kota-s.com/?eid=859963

1.神戸港から小豆島ジャンボフェリー(夜中1時出発、翌朝7時30分到着)
2.姫路港から 四国フェリー(朝の始発は7時15分…が、最寄り駅から輪行だと間に合わん)

 って手段があるみたいだし、これはちゃんと検討したい。